【築20年超】外壁塗装をしないとどうなる?劣化症状と補修費用を解説

417 外壁塗装

「外壁塗装を最後にいつやったか覚えていない…」

もしかしたら、あなたの家も築20年近く外壁塗装をしていないかもしれません。

外壁塗装は、建物を雨風や紫外線から守る重要な役割を果たしています。

20年近く放置すると、建物の劣化が進みます。

修繕費用が高額になることもあります。

今回の記事では、

  • 外壁塗装を20年放置した場合のリスク
  • 補修方法
  • 費用相場

について解説します。

外壁塗装を20年放置するとどうなる?

外壁のひび割れ、剥がれ

塗膜の劣化が進み、ひび割れや剥がれが発生します。

雨漏り

外壁の防水機能が低下します。

雨漏りの原因になります。

建材の腐食

雨水が浸み込んだ建材は腐食します。

建物の耐久性が低下します。

シロアリ被害

腐食した木材はシロアリの餌食になりやすいです。

建物が蝕まれる可能性があります。

美観の低下

外壁の色褪せや汚れが目立ちます。

建物の美観が損なわれます。

外壁塗装の劣化サイン

チョーキング現象

外壁を触ると手に白い粉が付きます。

ひび割れ、剥がれ

外壁にひび割れや塗膜の剥がれが見られます。

コケ、カビの発生

外壁にコケやカビが繁殖しています。

雨漏り

天井や壁にシミができています。

外壁塗装の補修方法

補修前の準備

足場の設置: 2階建て以上の建物や、高所の補修を行う場合は、安全のために足場を設置します。

高圧洗浄: 外壁に付着した汚れや古い塗膜を高圧洗浄で洗い落とします。

ひび割れ補修

ヘアークラック(幅0.3mm以下): 微細なひび割れは、補修用塗料やシーリング材で埋めます。

構造クラック(幅0.3mm超): 大きなひび割れは、VカットやUカットと呼ばれる方法でひび割れ部分を広げ、シーリング材を充填します。

Vカット、Uカット:ひび割れ部分を電動工具でV字型またはU字型に削り、シーリング材の密着性を高める方法です。

塗膜の剥がれ・膨れ補修

剥がれ・膨れ部分の除去: スクレーパーやサンドペーパーで、剥がれや膨れ部分を完全に除去します。

下地調整: 下地材を塗布し、表面を平滑にします。

部分塗装: 周囲の色に合わせて、部分的に塗装します。

シーリング補修

古いシーリング材の撤去: カッターや専用工具で、劣化したシーリング材を撤去します。

プライマー塗布: 新しいシーリング材の密着性を高めるために、プライマーを塗布します。

外壁塗装でなぜプライマーが必要?その役割と選び方を解説

シーリング材充填: 新しいシーリング材を充填し、表面をヘラで均します。

外壁塗装

下塗り: 下地材を塗布し、塗料の密着性を高めます。

中塗り・上塗り: 塗料を2回塗り重ね、耐久性や美観を高めます。

補修方法を選ぶポイント

費用: 補修方法によって費用が異なります。複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。

劣化の程度: 軽微な劣化はDIYでも可能ですが、重度の劣化は専門業者に依頼しましょう。

外壁材の種類: 外壁材によって適切な補修方法が異なります。

外壁塗装の費用相場

外壁塗装の費用は、建物の大きさや塗料の種類によって異なります。

一般的な住宅の場合、80万円~150万円程度が目安です。

外壁を長持ちさせるための対策

定期的な点検

10年を目安に定期的な点検を行いましょう。

早期補修

劣化症状が見られたら、早めに補修しましょう。

信頼できる業者選び

実績や評判を確認しましょう。

信頼できる業者に依頼しましょう。

外壁塗装を20年放置すると、建物の寿命を縮める可能性があります。

定期的なメンテナンスを行いましょう。

建物を長持ちさせましょう。